動画の編集ポリシーについて。
私がUPしたFFT縛りプレイ動画はFFT風水術オンリープレイ(以降『風水術オンリー』)と前述の『白魔縛り』の二つですが、実はそれよりも前に別アカウントでUPしていたFFT以外の縛りプレイ動画が一つあります。
『白魔縛り』なんか鼻で笑えるくらいの黒歴史動画なので紹介はしませんが、プレイ動画編集初心者のテンプレを綺麗になぞったかのような動画で、主に次のような感じでした。
ただ、こうして特徴だけ抜き出してみると酷い動画に感じられるかもしれませんが、いずれもプレイ動画ならばそんなに珍しいものではないと思います。
ではなぜこれが黒歴史なのかというと、「これは私が作った○○というゲームの縛りプレイ動画だ」と胸を張って言えないからです。
ゲーム自体と関係のない要素が多すぎて、○○というゲームに見えず、世界に入り込めないのです*1。
こういった経緯があったため、『風水術オンリー』を作成する際には自分の中で次のような編集ポリシーを設けることにしました。
要は、あくまで「縛りプレイを見せる(魅せる)」という点に拘り、プレイ動画部分を潰すような要因は排除するように心がけたわけです。
結果として、当時そんなに数も無かったFFT動画としてはそれなりの再生数と評価を得ることができました。
『白魔縛り』も基本的にはこのポリシーを基にしています。
ただ、『風水術オンリー』を終えたとき、個人的に次の点が不満として残りました。
どちらも縛りプレイの本質的には問題ではないのですが、似たような動画を作っても私自身がつまらないですし、このあたりを改善したいと考えていました。
そこで、戦術を字幕ではなくキャラクターに喋らせることを思い付いたのです。
また、動画編集ソフトもWindows Movie MakerからNiVEに変更し、演出面での強化も図りました(といっても結果はセリフ枠が出るようになったくらいですが…)。
その代わり、プレイ動画部分では私自身(UP主)の言葉を一切出さないようにしました*2。
私自身が言いたいことはおまけでラムザとアグリアスに代弁してもらうようにし、プレイ動画部分は完全にキャラクター達に譲る形にしたのです。
キャラクターのメタな台詞はたくさんありますが、キャラクターと私自身が掛け合いをするようなことは無いようにしました*3。
『風水術オンリー』が縛りプレイの面でFFTの世界に入り込めるような作りを目指したものであるなら、『白魔縛り』はそれに加えてキャラクターの面でも入り込めるような作りを目指したといったところでしょうか。
ちなみにストーリーの面で入り込みたい方はご自身でFFTをプレイしてみてください、…と布教活動してみたり。
ただ、『白魔縛り』の方は第四章以降ちょっとやりすぎかなぁと自分自身思っています。
なんだか、戦闘中に戦略以外の話をしていることが最初の頃と比べて増えてますしね(それだけキャラが固まってきたという考え方もできますが)。
今編集中の最終連戦では戦略面での会話を前面に押し出して行けたらなぁと思っています。
FFT(ファイナルファンタジータクティクス)のプレイ動画の話です。
私は現在ニコニコ動画でFFT白魔道士縛り(以降『白魔縛り』)という動画シリーズをUPしています。
ここ数カ月間UPどころかプレイすらしていませんでしたが、先日ようやくゲームクリアし、あとは動画編集するだけの状態になりました。
多分、このシリーズをUPし終えたら、私が新たなFFTプレイ動画をUPすることは当分(あるいは一生)無いでしょう。
まず、数カ月間プレイしていなかったことからもわかる通り、モチベーションがかなり低下しています(それでも久々にプレイしたらやっぱり面白かったですが)。
加えて仕事や他の趣味などもあり、FFTだけに時間を傾けていられる状態でもありません。
よほどのカタルシスを得られるような縛りを思い付いたら話は別でしょうが…。
なので、私がUPした動画やFFT縛りプレイ動画全般について、動画中では書けない・書き切れないことを色々と語っておこうかなと思います。
長くなるので数回に分けて書きますね。